河野太郎行革相 菅内閣の支持率低迷に「総理のリーダーシップで進んでいるところが評価されていない」

[ 2021年8月29日 17:32 ]

 河野太郎行政改革担当相が29日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演し、低迷する菅内閣の支持率について言及した。

 番組では、FNNの最新の世論調査で「支持する」が32・1%、「支持しない」が61・3%だったと紹介した。

 河野氏は「菅内閣で例えば2050年のカーボンニュートラルということを総理が打ち出したことによって今度のエネルギー基本計画の中には再生可能エネルギーが最優先だという新しい原則が盛り込まれることになるんだと思うんです。今度のワクチン接種も、おそらく総理が1日100万回という号令をかけた、あるいは7月末までに高齢者の接種を終わらせるということを、総理がかなりのリスクをとって号令をかけたことによって高齢者も7月末にほぼ終わりましたし、1日100万回どころか最大170万回くらいの接種という、かなり総理のリーダーシップで進んでいるところがなかなか評価されていないというのは正直忸怩たるものがある」と話した。

 そして「デジタルという総理が号令をかけたことによって、例えば今年所得の少ない方、お子さんを持っている人、お子さん1人当たり5万円という特別給付を申請書なしで、こちらから対象者に銀行口座にそういう支援金を振り込むというプッシュ型の支援を初めてやった。これは総理がデジタル化しようという号令をかけたからこそできたんですが、ほとんど報道もされず、これは菅総理のイニシアチブであったにもかかわらず残念ながら世の中に知られずに評価につながってないというのは非常に残念。菅総理だからできたデジタル化、あるいはカーボンニュートラル、あるいはワクチン接種の加速といったことを我々ももう少し発信を強化していかなければいけないと思っています」と自身の思いを述べた。

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2021年8月29日のニュース