太田雄貴氏 日本フェンシング協会会長退任の背景説明 IOC選手委員就任が理由?には「明確に否定」

[ 2021年8月8日 12:25 ]

太田雄貴氏
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 日本フェンシング協会前会長で08年北京、12年ロンドン両五輪銀メダリストの太田雄貴氏(35)が8日までに自身のインスタグラムを更新。タレントで日本フェンシング協会会長、元陸上競技十種競技の日本王者・武井壮(48)への会長交代の背景についてあらためて説明した。

 現会長の武井との2ショットとともに「会長交代について」として説明。「今回IOCのアスリート委員会に当選した事で、これが協会の会長の退任理由かとお声を頂きましたが、明確に否定させて頂きます」とIOC委員就任のために会長を退任したという説ををキッパリと否定した。

 そのうえで「そもそも僕の任期は2期4年と設定し、後任まで探し、正会員の皆さんの信任を得るまでが業務でした」と説明。「僕に足りていない所や、フェンシング界にとってもっと必要な所を抽出し、必要要件を出した答えが武井会長でした。“スポーツ界のロールモデルになる”我々の目標は武井新会長の元、フェンシングを更に発展させ、スポーツ界のロールモデルになる事です」と記した。

 「今後は、IOC(国際オリンピック委員会)、国際フェンシング連盟(FIE)の業務をしつつ、新体制にたいしてもしっかりとバックアップしていきたいと思っています」と決意をつづり、「今回のオリンピックを通し、武井会長の選手達への愛情を見て、本当に想いやりのある方だと再確認しました。更なる飛躍を遂げるフェンシング界を今後ともよろしくお願いします!!」と前を向いた。

 この投稿に、武井も「ここからが我々の勝負だよね 我々も金メダル級の運営していきましょう!!!」と反応していた。

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