舛添要一氏 菅首相・原稿読み飛ばしの原因「ありえない」とバッサリ 「直前に見ますよ」

[ 2021年8月8日 15:41 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が8日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演。菅義偉首相(72)が、広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式でのあいさつの一部を読み飛ばした原因について「ありえない」と一刀両断した。

 菅首相は6日に行われた広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで、「唯一の戦争被爆国」など肝心な部分を読み飛ばす大失態を演じた。番組ではミスの原因について、政府関係者が「のりが予定外の場所に付着し原稿がめくれない状態になっていた」と、釈明したことを伝えた。

 舛添氏は、自身が厚労相を務めていたころ「原爆の日」に広島・長崎を訪れていたと明かし、「めちゃくちゃ暑いです。喪服を着ている。ボーッとして疲れちゃうの分かるんだけど、ちょっとあれはないよな」と語った。原稿が複数枚の紙をつなぎ合わせ、蛇腹状になっていたことに触れ、「それがのりでひっついていたってことはありえなくて。直前に見ますよ、何かあったらいけないから」。事前に目を通していないのではないかと指摘し、「やる前に私なんか、もう一遍全部見ておかしくないかと見てから喋るんで」と続けた。

 「いよいよおかしくて、のりが本当についていたら、アドリブで入れますよ」とも話した。菅首相が「相当お疲れになっているんだろう」とした上で、「周りがね、総理が疲れているなって思ったら、秘書官がのりでついていないかの確認くらいやらなきゃ、周りが働いていないですよ」と語気を強めた。
 番組MC・千原ジュニア(47)は、「我々の感覚では本番前に1回下読みするんちゃうのってね」と、疑問を口に。舛添氏は「我々の台本と一緒ですよ」と応じた。

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2021年8月8日のニュース