河瀬直美監督 東京五輪の観客有無「どっちにしても“おいしい”と」

[ 2021年6月26日 13:04 ]

河瀬直美氏
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 東京五輪公式映画監督の河瀬直美監督が26日、読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に生出演。前日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた、陸上の五輪代表選考会を兼ねた日本選手権を観戦したことを報告し、注目だった男子100メートル決勝に「ゴールする前の観客の皆さんの“ウオー”というどよめきみたいなのがあって、やっぱりお客さんといないのでは全然違う」と、実感を語った。

 その上で、いまだに入場者制限などで揺れる五輪について「どっちにしても“おいしい”と。観客いなかったらいなかったで、そんなこと史上初だから記録すべき。記録したら後生に“この時、こんなんやったんや”と教科書載りますから」と使命感を漂わせた。

 さらに「もちろん、アスリートの皆さんにとってはお客さんに応援してもらった方が、(気分が)上がるのは上がるし、記録も絶対に伸びるという側面はある。つまり、答えがない。大会関係者も答えがないから、日々情報がアップデートしてるから、私らもどうしたらいいか…。でもそれこそが、記録やったりもする。ドキュメンタリーとしては物語がすごいある」と力説した。

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2021年6月26日のニュース