「深夜の宴会」参加ユーチューバー・えびすじゃっぷ「飲み会は自己責任」“立ちション”は謝罪し、交番へ

[ 2021年6月26日 15:29 ]

 ユーチューバーグループの「えびすじゃっぷ」が25日、自身らのチャンネルを更新。24日に「文春オンライン」で報じられた「緊急事態宣言下の誕生日パーティー」に参加したことについて、意見を述べる場面があった。

 「えびすじゃっぷ」はフジ、けす、森山の3人組で結成されたグループ。フジは早稲田大学中退、けすと森山は慶応義塾大学卒業の高学歴な一面も持っている。緊急事態宣言下の6月18日、人気ユーチューバー31人が集まり「自粛破りの大パーティー」「深夜3時まで泥酔カラオケ」と報じられたが、3人共参加していたという。

 普段着姿のフジと森山が路上を歩く場面から動画はスタート。フジは「ファンのみんな、関係者の方々、ご迷惑をおかけしてすみません。スーツを着て、真面目に謝罪動画を撮ろうかなとも思ったんですけど、形だけ謝罪して、隠れてコソコソ飲みに行くってのは逆に失礼かなと思いまして。今回は正直に、僕たちの本音をお話しさせていただこうと思います。まず、飲み会に参加したことはぶっちゃけあまり反省していません」と、本音で視聴者に語りかける。

 「友達の誕生日会に参加することは、悪いことだとは思ってないんで。まあ、飲んでるヤツが叩かれたりとか、飲み会を開いたユーチューバーが炎上したりとか、こういう世の中になってしまったけど、俺はそういう娯楽とか遊びとか、友達の誕生日を祝うとかって、大事だと思ってるんですよ。実際、そういう風潮のせいで、家に引きこもって鬱になってしまったり、死んでしまったりする人もいるんで。僕たちは、飲み会などは自己責任でいけばいいと思っています」と、持論を展開した。

 フジは続けて「俺らは友達の誕生日は祝いたいし、飲み会もするんで。嘘をつくことになっちゃうんで、正直に言わせてもらいます。僕たちは飲み会もします。この動画で失望する人もたくさんいると思うんですけど、僕らはそれで構わないです、そういう人間なんで」と強気の姿勢も見せる。

 また、店前の草むらにむかい“立ちション”をしたという報道については「これはとても反省しております。実際、僕たちは酔っぱらったノリでしてしまったとかではなく、昔から立ちションをするのが実は好きです。旅行に行ったときや楽しくなってしまったとき、連れションをやるのが癖になってしまっていました。軽犯罪法に引っかかるという指摘を受けましたので、今回は交番に直接自首しに行きます」といい、実際に恵比寿駅前交番に入っていくシーンに切り替わった。

 対応した警察官は“立ちション”について「本当はやっちゃいけないんだけど『これからはやらないでね』ってこと。過料だから罰金を払わないといけないんだけど、正直言ってそういうことをやったってのは聞いたことはないね」と見解。「相当悪質なことではない限り、事件化されたり科料が課されたケースは聞いたことがない。『これからはやらないでね』ってことで、終わりでいいよ。真面目だなぁ、世の中まだ捨てたもんじゃないね」と指導にとどめた。

 フジは「僕たちもチャンネルの登録者数も増えてきましたし、いい歳なので、立ちションは一生しません。後で現場に水を撒いて、お店の人に謝ろうと思うんで。僕ら今年(登録者数)100万人目指してるんで。悪いイメージを払拭するために、面白い動画を作っていきますんで、よろしくお願いします」と、頭を下げた。

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2021年6月26日のニュース