山田孝之、佐藤二朗の監督作で日本アカデミー賞を狙う?「私をアカデミーに連れてって」

[ 2021年6月19日 14:30 ]

映画「はるヲうるひと」絶賛御礼!舞台挨拶に出席した山田孝之(左)、佐藤二朗
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 俳優の山田孝之(37)、佐藤二朗(52)が19日、都内で開催された映画「はるヲうるひと」絶賛御礼!舞台挨拶に出席。山田は本作でアカデミー賞を狙っていると明かし「私をアカデミーに連れてって」「呼ばれるのであれば、1人1000円くらいは渡します」と観客に呼びかけて会場を沸かせた。

 本作は、置屋が点在する島を舞台に、哲雄(佐藤)、得太(山田)、いぶき(仲里依紗)の三兄妹が織りなすドラマを描く。山田は自身の芝居について「得太の気持ちは考えていたけど、一番考えていたのは、なんとか日本アカデミー(賞)に呼ばれないかなっていう」と振り返り、これに佐藤は「そんなことは考えていないだろう」とすかさずつっこみ。山田は「傾向と対策って、あるはずなんですけどね。一度も呼ばれないので。そろそろ本腰を入れて獲りに行こうと」と続けていた。

 その後「最近ついた嘘」に質問が及ぶと、山田は「親が真面目だったから、本当に嘘だけはつくなって言われてきたので」と口を開くも、佐藤は「きみ、今日会ってから、8割方嘘を言っているよ」と断言。山田はお構いなしに「そういう真面目なところで、たぶん賞に呼ばれないので。表に出て、言ったって表現者じゃないですか。社会になかなか適合できないですけど、そこで何か出る爆発が、意外と面白いってなったりするので。そこだな。僕の足かせになっているのは。もっとちゃんと嘘とかついて、人を楽しませられるような人にならなきゃいけないですね」と自己完結していた。

 その後も山田は「この映画で儲かって、車を買ったって」「あれ?時計外したんですか?さっき両腕にロレックスしてた」と本作で監督も務めた佐藤に投げかけるなど、やりたい放題。最後に改めてマイクを握ると「なんとしてでも、日本アカデミー賞に呼ばれたい。そのためには皆さんの口コミで、多くの人に見てもらって。呼ばれるのであれば、1人1000円くらいは渡します」と発言し、佐藤は「誰か止めろ!こいつを!」と再びつっこみ。それでも山田は「私をアカデミーに連れてって。さようなら、山田孝之でした」とあくまでも日本アカデミー賞を狙っている様子だった。

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