【宮脇咲良卒業スピーチ2】秋元さんへ「作って下さる曲は私にとって人生の教科書のようなものでした」

[ 2021年6月19日 21:20 ]

<HKT48宮脇咲良卒業コンサート>アンコ-ル最後の曲を歌い終え胸に手を当てる宮脇咲良(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 HKT48宮脇咲良(23)が19日、福岡・マリンメッセ福岡で行われた卒業コンサート「~Bouquet~」に出演し、アンコールでは約11分に及ぶロングスピーチでファンやメンバー、スタッフ、さらに家族への思いを伝えた。スピーチ全文、パート2は衣装スタッフ、総合プロデューサー秋元康氏への感謝。

 「次に、衣装さん、メイクさん。私たちをいつもアイドルにしてくれてありがとうございます。たくさんの愛を込めて、魔法をかけて、アイドルにさせてくれてありがとうございます。

 『どうしても』と無茶なお願いをして、卒業コンサートの衣装をオサレカンパニーの方に作ってもらいました。私はオサレの衣装を着るとアイドルになれる気がします。この衣装は、アイドルにとってたくさんの大きな力をくれます。今回は特別にメンバー全員分の新衣装を作っていただきました。衣装の裏に書いてある自分の名前。たった一つしかない、自分だけの衣装。48を作り上げたオサレの衣装を着られることが、どれだけうれしくて、光栄なことか。全メンバーに経験してもらいたかったからです。HKT48として最後に着る衣装であるこのドレスも、オサレの皆さんが作って下さって、心からうれしく思います。あらためて本当にありがとうございます。

 続いて、秋元さん。秋元先生の作って下さる1曲1曲は、私にとって人生の教科書のようなものでした。未熟な私は、秋元さんの歌詞で人生を学び、つらいとき、涙が止まらない時、秋元さんの歌詞を聞くと勇気づけられていました。今、思い返すと、私が泣き言を言う時は必ず秋元さんだけに言っていた気がします。そんな私の背中を押して、1歩踏み出せるような言葉をかけてくれた秋元さんには、本当に感謝しています。

 秋元さんにいただいた一つ一つの歌詞、言葉は、これからも私の足元を照らし、私の未来を照らしてくれるような、光のようなものです。これからも泣き言を言うかもしれませんが、よろしくお願いします。本当にありがとうございました」

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月19日のニュース