ますおか増田 相方の“すべり芸”のキッカケ明かす「あまりにもかわいそうになってきたんで」

[ 2021年6月19日 16:21 ]

「ますだおかだ」の増田英彦
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 お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦(51)と岡田圭右(52)が19日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)にゲスト出演し、漫才スタイルの変化について明かした。

 1993年にコンビを結成し、25年以上経過。もともと増田がボケ、岡田がツッコミの正統派漫才師だったが、主にネタを考える増田のアドバイスをキッカケに岡田の芸風が変化し、「すべる芸風」でお馴染みになったという。
 
 当時を振り返り、増田は「漫才のネタを考えている時に、昔は岡田もたまに『こんなんどう?』と出してたんですが、これがおもしろくない。最初は採用してなかったんですけど、あまりにもかわいそうになってきたんで、漫才の途中で(あえて)それをやったら受けるんちゃう?ということで変えたんです」と回顧。「で、漫才の途中で言わせたら、案の定スベっているんですよね。だから、漫才の中で『岡田のコーナー』を作ったんですよ。岡田がせっかく考えてきているから、その発表の場をね数分間…いや数秒間」と経緯を明かした。

 2002年には漫才の日本一決定戦「M-1グランプリ」の王者に。漫才にこだわり、コロナ禍になるまでは毎月、浅草東洋館に出ていたという。「それまで(岡田が現芸風になるまで)はボケとツッコミやったんですけど、今はボケとバカでやっているんで」と増田。これに岡田は「誰がバカやねん!もう少しオブラートに『ボケと陽気な男たち』とか、なんかそんなんあるやろう」と久しぶりにツッコミ。

 パーソナリティーの和田アキ子(71)が「どう?増田側からしたら(相方の)すべりを想定してしゃべりを進めるわけ?」と問うと、増田は「そうですね」と認めつつ、「前はMCや師匠、他の方々に振られたり、僕も無茶ぶりをして(岡田を)すべらせていたけど味をしめたみたいで。ここ数年は自分からすべりにいくんですよ。地すべり」と明かし、スタジオを沸かせていた。

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2021年6月19日のニュース