「おかえりモネ」“りょーちん”永瀬廉の母・美波役は坂井真紀!夫は浅野忠信 電話帳に名前も“不在”

[ 2021年6月19日 18:35 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」で亮(永瀬廉)の母、新次(浅野忠信)の妻・及川美波役を演じる坂井真紀(C)NHK
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 女優の坂井真紀(51)がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)でヒロイン・百音(清原果耶)の幼なじみ・亮(永瀬廉)の母親役を演じることが19日、同局“特番”「まだ間に合う!おかえりモネ」(後6・05~6・35)内の予告編で明らかになった。これまで劇中に登場しておらず、注目されていた亮の母。どのような展開が待ち受けるのか。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 坂井が演じるのは、百音の幼なじみ・亮の母で、カリスマ的漁師だった及川新次(浅野忠信)の妻・美波役。これまで“不在”の美波が“登場”したのは、第13話(6月2日)。お盆休み、百音が気仙沼の実家に帰省。亮ら同級生たちが百音の家に泊まることになり、母・亜哉子(鈴木京香)が亮の親に連絡を入れる。電話帳をめくると「及川美波」の名前。美波の携帯番号に出たのは亮の父・新次だった。

 亜哉子が「亮君、一晩、うちでお預かりしてもいいでしょうか?」と聞くと、新次は「社会人になった男ですよ。好きにさせりゃいい。あ、いやいや。亜哉子さん、相変わらず丁寧で。すいません、わざわざ。よろしく頼みます」。亜哉子が「新次さん、お元気ですか?」と続けると、新次は「元気ですよ。連絡、どうも」と素っ気なく電話を切った。亜哉子の硬い表情が、ただならぬ背景を物語った。

 第18話(6月9日)、浮遊幼生(カキの赤ちゃん)をくっつけて育てる原盤(ホタテの貝殻)を海から引き揚げるタイミングをめぐり、妹・未知(蒔田彩珠)は祖父・龍己(藤竜也)や父・耕治(内野聖陽)と言い争いに。未知は「さすが銀行員だね。お父さんって、お金の話ばっかり。具体的に論理立てて、できない理由を言う。お父さんにとって、お金で損することが一番の悪だもんね。返済が正義だもんね!そうやって、りょーちん(亮)のお父さんにも船、あきらめさせたもんね!りょーちんの家、あんなに大変だったのに!」――。幼なじみの新次と耕治の間に“トラブル”があったことも明かされた。

 予告編には、船をバックにした新次&美波&亮の3ショット、永浦家と及川家が食卓を囲むシーンなどが流れた。坂井演じる美波の存在が物語のカギを握っていそうだ。

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2021年6月19日のニュース