加山雄三 “エレキの神様”寺内タケシさん偲ぶ「また、一緒にエレキやりたかったよな」

[ 2021年6月19日 20:03 ]

加山雄三
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 “エレキの神様”と呼ばれたギタリストの寺内タケシ(てらうち・たけし、本名武=たけし)さんが18日午後8時37分、器質化肺炎のため横浜市内の病院で死去した。82歳だった。

 映画「エレキの若大将」(65年公開)で競演した加山雄三(84)は、自身の公式サイトで寺内さんを追悼した。

 加山は「寺内タケシさんの訃報に接して」とし「また一人、若大将の仲間が亡くなってしまった。別れはほんとうに辛いけど、映画に音楽とたくさんの思い出が残ってます」とし「僕が初めて作った『夜空の星』のアレンジは寺内君で、あのエレキには、ほんとに仰天しました。当時、エレキギターをあそこまで弾きこなす人間は他にいなかったと思うんだよな。僕がわざとテープの回転を遅くして録ったエレキの音を、今度は回転を普通にして聞かせたら目を丸くして『どうやって弾いたんですか!!』って何度も聞いてきたのが懐かしく思います」と思い出をつづった。

 最後に「本当に多くのミュージシャンに影響を与えた、偉大なギターリストでした。また、一緒にエレキやりたかったよな」と呼び掛けた。

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