八代英輝氏 会見拒否の大坂なおみ、レベルの低い質問には「会見の席で記者に対して指摘すべき」

[ 2021年5月31日 13:34 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が31日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。テニスの全仏オープンで1回戦に勝利した後の会見を拒否し、主催者側から1万5000ドル(約165万円)の罰金を科された大坂なおみ(23=日清食品)についてコメントした。

 大坂は大会前にSNSを更新し、英語でつづったメッセージ画像の中で「ローラン・ギャロス(全仏)の期間中、一切の報道活動に応じない」と表明。これまでの記者会見に参加するたび「アスリートの心の健康状態が無視されているような気がしてならない。自分を疑うような人の前には出たくない」「何度も同じ質問をされ、疑念を抱く質問を受けることも多い。敗戦後の会見場で泣き崩れる選手を映像で見てきた」などと訴えていた。

 八代氏は「プロフェッショナルスポーツで、厳しいことではあるかも知れませんけど、賞金等を受け取る以上は大会の規定に従うのはルールなんではないかなと」と言い、「個別の質問に対し、レベルの低い質問だったり、人格を辱めるような質問がされた場合には、会見の席で記者に対して指摘すべきことであって、会見自体をボイコットして大会主催者に反旗を翻すってことはやるべきことではないんじゃないかなと思う」と自身の考えを述べた。

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2021年5月31日のニュース