「おかえりモネ」父“耕治”内野聖陽が“タイトル回収”「あまちゃん」連想シーンも

[ 2021年5月31日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第11話。百音(清原果耶)の帰省を「モネ、お帰り~」と出迎える父・耕治(内野聖陽)と妹・未知(蒔田彩珠)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5月31日、第11話が放送され、“タイトル回収”の台詞があった。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第11話は、山で豪雨に見舞われたことをきっかけに、気象予報士の資格に興味を持った百音(清原)。早速、専門書を買って天気の勉強を始めるが、元から学校の勉強があまり得意ではなく、ズラリと並ぶ専門用語に悪戦苦闘していた。やがて夏になり、祖母・雅代(竹下景子)の初盆に合わせて亀島の実家へ帰省。港で父・耕治(内野聖陽)や妹・未知(蒔田彩珠)の出迎えを受け、百音はうれしく思う…という展開。

 耕治は船上から百音を見つけ「モネ~、お帰り~!」と大声。未知と一緒に大きく手を振った。

 SNS上には「タイトル回収完了」「早くも『おかえりモネ』を回収してしまう」「3週目にしてタイトル回収。節目節目で何度も回収されるんだろうけど」などの声。「BRT(バス高速輸送システム)のトンネル…『あまちゃん』の最終回を思い出した」「海沿いのトンネルでどうしても『あまちゃん』がフラッシュバックしてしまう」「景色も美しいが音楽も美しい。人の温かさとか朝から癒される。今日のトンネルは『あまちゃん』オマージュか」などの書き込みも見られた。

 昨年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」初回(1月19日)。駒(門脇麦)が3歳の時に火事場から誰かに助けられたと主人公・明智光秀(長谷川博己)に身の上を打ち明け「その大きな手の人がこう言って慰めてくれたんです。『いつか戦は終わる。戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は麒麟を連れてくるんだ。麒麟というのは、穏やかな国にやってくる不思議な生き物だよ』って。『それを呼べる人が必ず現れる。麒麟がくる世の中を。だから、もう少しの辛抱だ』」。この台詞が“タイトル回収”と話題を呼んだ。

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2021年5月31日のニュース