石田純一 公職選挙法違反 河井案里被告の有罪判決に「本当に民主主義の根幹に関わる」

[ 2021年1月21日 16:44 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が21日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演。一昨年の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた参院議員・河井案里被告(47)に有罪判決が言い渡されたことについてコメントした。

 裁判では票の取りまとめを依頼する目的だったどうかが大きな争点となっており、河井被告は「当選を目的として現金を渡したことはない」として無罪を主張。東京地裁は懲役1年4カ月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡し、判決が確定すれば、河井被告は公職選挙法の規定に基づき失職する。

 この判決に石田は「被告は選挙運動にお金を使ったということで、票を買ったわけではないという、非常に分かりにくいんですけれども」と前置きしたうえで、「(判決に)控訴すると思いますけど、もし票を買ったのが事実だと認定されればですよ、本当に民主主義の根幹に関わること」と苦言。さらに「(懲役)1年4カ月、しかも執行猶予付き、ああこんなに軽いんだ!と僕なんかは思っちゃいましたけどね」と私見を述べた。

 また、執行猶予期間は最長の5年であることに対して、石田は「5年は最長ですけども、そこをどういう判断をするとは別としても。ただ(今事件は)すごいことですからね。由々しき問題だと我々は考えます」となげいていた。

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2021年1月21日のニュース