【今夜10月11日の麒麟がくる】第27話 光秀、堺の豪商・今井宗久の元へ!信長は義昭に不安

[ 2020年10月11日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第27話。(左から)明智光秀(長谷川博己)、駒(門脇麦)、今井宗久(陣内孝則)(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は11日、第27話「宗久の約束」が放送される。

 美濃に入った義昭(滝藤賢一)は盛大な歓迎を受ける。しかし信長(染谷将太)は、戦にまるで興味のない様子の義昭を不安に思う。一方、光秀(長谷川)は上洛にあたり、三好勢の兵力と朝廷側の意向を探るため、京へと向かった。駒(門脇麦)を頼り、事情をよく知る伊呂波太夫(尾野真千子)の元へ。三好は今井宗久(陣内孝則)をはじめとした堺の豪商と強固なつながりがあり、その財力が強さになっているという。宗久の名前を聞いた駒は、かつて丸薬を商売にしないかと持ち掛けてきた商人のことを思い出し、光秀を連れて宗久の元へ向かう。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 若き明智光秀(長谷川)織田信長(染谷)斎藤道三(本木雅弘)今川義元(片岡愛之助)、そして豊臣秀吉(佐々木蔵之介)徳川家康(風間俊介)が所狭しと駆け巡る――。戦国初期の群雄割拠の戦乱の中、各地の英傑たちが天下を狙い、命を懸け、愛を懸けて戦う戦国時代のビギニングにして「一大叙事詩」となる。

 語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)。音楽は映画「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」などで知られる米作曲家ジョン・グラム氏。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月11日のニュース