山口達也容疑者、デビュー日に夜通し飲酒…国分の「TOKIO5人」の思い踏みにじった

[ 2020年9月24日 05:38 ]

山口達也容疑者を乗せたとみられる車両が警視庁に入る(撮影・沢田 明徳)画像一部加工
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 元TOKIOの山口達也容疑者(48)が道交法違反(酒気帯び運転)で警視庁に現行犯逮捕された前日の21日、TOKIOのファンクラブ会員に会報が送付され、国分太一(46)が「TOKIO5人はグローバルに活躍の舞台を広げていきます」とメッセージを寄せていたことが23日、分かった。

 会員によると、直筆によるメッセージには「5人でいることで、自信を持って走り続けることができた」とも書かれていた。

 山口容疑者は18年、泥酔し女子高生にわいせつな行為をしたとして書類送検(のち起訴猶予)され、同年5月にジャニーズ事務所を契約解除。それと同時にTOKIOは4人組となっていた。

 実は21日がグループのデビュー日で、会報は同日必着で事務所から届けられたものだ。特に今年は、来年3月での退所が決まっている長瀬智也(41)を含めた現メンバーで迎える最後の記念日で、ファンには特別だった。

 レコード会社関係者は「TOKIOのメンバーがまた減るというタイミングで、国分さんはファンのため“TOKIOはデビューした5人”ということを強調したかったのだろう」と話す。その翌日にまさかの逮捕。「離れても結束は続くという思いや温情が踏みにじられた」と憤る。

 国分ら残る3人は、今年7月にジャニーズ事務所の子会社となる「株式会社TOKIO」を設立。山口容疑者の将来的な受け入れに向け環境を整えているとの見方もあった。テレビ局幹部は「TOKIO再加入とはいかなくても、真っ当に生きてさえいれば、5人でファンの前に…というチャンスもあっただろう」と悔やむ。

 捜査関係者によると山口容疑者は「朝までずっと酒を飲んでいた」と供述しており、デビュー日の夜からずっと飲酒していたことも判明。さらに追突した相手は警察官で、酒の臭いにすぐ気付き、通報したという。

 芸能関係者は、9月中旬に元妻が2人の子供との写真をインスタグラムで公開したことで「寂しさが募ったのかも」と指摘する。気を紛らわすために酒をあおったのか。TOKIOに対して、またも取り返しのつかない裏切りとなってしまった。

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