「King Gnu」柴咲コウ主演ドラマ主題歌!書き下ろし新曲「三文小説」初回放送で解禁

[ 2020年9月24日 05:31 ]

ドラマ「35歳の少女」の主題歌を書き下ろすことになったKing Gnu
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 メジャーデビューからわずか1年で音楽界を代表するバンドへとのし上がった4人組「King Gnu」が新たにドラマ主題歌を手掛けることになった。来月10日スタートの日本テレビ「35歳の少女」(土曜後10・00)に書き下ろしの新曲「三文小説」(発売未定)を提供する。

 ボーカル&ギターの常田大希(28)がドラマの台本を読み込んで作詞作曲。脚本家の遊川和彦氏や大平太プロデューサーと話し合いを重ね、現在も制作中という意欲作。音源はドラマの放送をもって解禁する予定だ。

 1995年、不慮の事故により10歳で長い眠りについた主人公が、20年に25年ぶりに目覚めるという現代版“眠り姫”。主演は柴咲コウ(39)。かねて同バンドを「クイーンの再来」と才能にほれ込んでいた大平氏が主題歌をオファーした。

 同バンドはメジャーデビューした昨年、同局ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌「白日」がビルボード・ジャパンの年間チャートで4位に輝くなど大ヒット。続く「飛行艇」もラグビーW杯日本大会の各会場で流れ、日本代表の勝利を呼び込む歌として話題に。大みそかにはNHK紅白歌合戦に初出場し、翌1月発売のアルバム「CEREMONY」はCD不況下では驚異の50万枚をセールス。名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たした。

 一方で、同盤以降はオリジナル作品を発表しておらず、常田は「一曲たりとも新曲をリリースせずに、じっくりと自分たちの生き方を見つめ直してきました」と説明。改めて音楽と向き合っている中で今回のオファーを受けたといい「また新たな一歩を踏み出すわけです。ご期待ください」。これまでのスタイルを一新した一曲になりそうだ。

 ▼柴咲コウ 失われた25年間を懸命に生きている役を演じるいまの私には、沁(し)みすぎる歌だ。毎日を、揺らぎながらも頑張って生きている自分を、自分以外の誰か、一人でいい、少しでいい。理解してくれる人がいたら、それは、とてもありがたく幸せなことなんだ。「35歳の少女」のキャラクターそれぞれの業、心に抱く違和感、日々の葛藤にこの曲が溶け込み、より一層の深さと彩りを与えてくれるに違いない。

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