三浦春馬さん最後の主演映画、12・11公開「自分の代表作にしたいと…」

[ 2020年9月24日 06:00 ]

三浦春馬さんの最後の主演映画「天外者」のワンシーン
Photo By 提供写真

 7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)の最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」(監督田中光敏)が、12月11日に全国公開されることが決まった。

 三浦さんは、幕末から明治初期にかけて武士から実業家へと転じ、近代日本経済の基礎を築いた五代友厚役。出身地の鹿児島の方言で「すさまじい才能の持ち主」を意味する天外者と呼ばれた傑物で、三浦さんは文献などを研究し尽くして役作りに臨み、こん身の演技を見せている。

 同作は五代の半生を基にしたオリジナルストーリーで、田中監督は「イメージで浮かんだのが、透明感があり強い信念を持ち、そして美しい三浦春馬くんでした」と主役に起用した。オファーから昨年10~11月の撮影まで2年を要したが「五代に魅力を感じ、今までの主演映画と思いが違うと一から勉強してくれた。自分の代表作にしたいと話していた」と振り返る。

 盟友の坂本龍馬役で、プライベートでも親交の深い三浦翔平(32)は「クランクイン前に、春馬と何度も(脚本の)読み合わせをして関係性を築き上げたことで、自分なりの新しい豪快な龍馬を思いっきり演じることができた」と感謝。そして、「天国で五代さんと一緒に見てくれることを願います」と親友へ思いをはせた。

 撮影でも、五代の妻・豊子役の蓮佛美沙子(29)が「春馬くんは五代友厚そのもので、何より瞳をのぞき込めばそこに五代の全てがありました」と感嘆するほどの熱演。「彼が五代として生きたその時間を、作品を、愛してもらえたらと心から願っています」と切実な思いを語る。

 田中監督は「ただただ残念なのは、春馬くんに出来上がった作品を見てもらえなかったこと」と肩を落とす。それでも、ほかに西川貴教(50)、森永悠希(24)、森川葵(25)ら三浦さんと親交のあった共演者が集い、「三浦春馬を中心に、役者たちが登場人物に生き生きと命を吹き込んでくれた」と話す。スクリーンに投影される三浦さんの生きた証は、ファンならずとも感動を呼びそうだ。

 《ドラマ放送中》三浦さんが亡くなる前日まで撮影に参加していたTBSの連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜後10・00)は、代役を立てずに当初の8話から4話完結にして今月15日に放送がスタート。初回世帯平均視聴率は11・9%、22日放送の第2回は9・1%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。また、三浦さんが出演する映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」は、新型コロナウイルスの影響で映画館の座席数が半減しているにもかかわらず、20日現在で前作を超える興収35億6000万円を記録している。

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