中川翔子 ステイホーム中の子供たちにエール「この我慢は絶対に意味がある」「未来の経験値に…」

[ 2020年5月9日 22:12 ]

歌手でタレントの中川翔子
Photo By スポニチ

 歌手でタレントの中川翔子(35)が9日、パーソナリティーを務める特別番組「君の大好きは止められない!中川翔子のラジオアカデミア」(後5・40)に出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一斉休校の中、異例の新学期を過ごしている子供たちにエールを贈った。

 絵をかくこと、ゲーム、アニメ、漫画、特撮など、自らを“オタク”と認めている中川。緊急事態宣言が延長になり、外出自粛生活が続いているが「好きなことがおうちの中でいっぱいあって、オタクは忙しいなって思います。そういった(好きな)ものをインプットする、いい時間をいっぱいもらえているなって思うんですけども」と、自身の充実の日々を話した。
 
 リモートワークを含めて仕事のない日は、夜7時半ごろに起きているという。「何で夜中のほうがはかどるんだろうね?助けて体内時計。そして何カロリーぶん食べたのか分からなくなっちゃうから…今、人生で最高体重にアップデート完了です」と、打ち明けた。

 リスナーと積極的に交流をはかり、中には小学生の女子からの「世話になった先生が休校中に異動になりあいさつできないまま別れを体験し、スマホを持っていないので友達と電話もメールも出来ない」というメッセージも届いた。これに中川は、「今、こうやって我慢していることが、早くみんなとまた会える未来を近付けているんだと思うの。だからこの我慢は絶対に意味があるはず。おうちで好きなことをする時間を大切に」と、前向きな言葉をかけた。

 最後に学生時代に遭ったいじめ体験を振り返り、スクールカーストがとても怖かったと話した中川。自分を追い込み、学校で自分らしくいることができなかったが、そんな自分を救ってくれたのは、インターネットや、小学校時代の先生の言葉「あなたは絵をかくことが本当に好きなので、これからも絵のときはを任せる」だったという。

 「その言葉を支えに家に帰って、チャットをやったり、絵をかいたり、アニソン聞いたり。10代のときに傷付いた部分から目をそらすために、穴を埋めるために目を向けた好きなことたちが、完全に未来の私を助けてくれています」と吐露した中川。続けて「10代のときに出合ったものは一生好きだと思う。今、学校が休みの時間、きっとそれぞれのそれ(好きなもの)が未来への経験値になっているから」と、経験談を交えて語り、締めくくった。

続きを表示

2020年5月9日のニュース