笑福亭鶴志さん死去 64歳 鶴瓶の弟弟子、18年に肝臓がん手術

[ 2020年5月9日 05:30 ]

落語家の笑福亭鶴志氏
Photo By 共同

 6代目笑福亭松鶴一門の落語家で笑福亭鶴瓶(68)の弟弟子、笑福亭鶴志(しょうふくてい・かくし、本名冨松和彦=とみまつ・かずひこ)さんが8日午前0時54分、心不全と腎不全のため大阪府の病院で死去した。64歳。大阪市出身。通夜は10日、葬儀・告別式は11日に家族葬として営む。喪主は長男純一(じゅんいち)氏。

 所属事務所の松竹芸能によると鶴志さんは7日夜、体調不良を訴え搬送され「脈が弱り、危険な状態だった」という。2018年2月に肝臓がんの手術。その後、驚異的な回復力を見せて高座に復帰した。事務所関係者は「ウオーキングを積極的にするなど、健康を気遣っていたので信じられません」と話した。今年4月3日には一門の勉強会に参加。最近は、新型コロナウイルスの影響で自宅にこもっていたという。 

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2020年5月9日のニュース