ほんこん 吉村府知事と西村担当相の“応酬”に「上の人間が指針出して」、学校例えに持論

[ 2020年5月9日 15:24 ]

お笑いタレント・ほんこん
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 お笑いタレントのほんこん(56)が9日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演し、新型コロナウイルス対策についての西村康稔経済再生担当相(57)と吉村洋文大阪府知事(44)のやり取りについて言及した。

 4日に安倍晋三首相が表明した緊急事態宣言延長を受け、翌5日に吉村府知事が「大阪モデル」として「自粛要請解除への3条件」を発表した。

 吉村府知事が新型コロナウイルス特措法に基づく休業要請などの措置の解除基準を国が示さないと非難したことに対し、西村経済再生相が6日にツイッターで「休業の要請・解除は知事の裁量。解除する基準は当然ご自身の説明責任。仕組みを勘違いしているのではないか」と反論。吉村府知事は「西村大臣、仰るとおり、休業要請の解除は知事権限です。休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません」とツイッターで説明し「ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです」と強調してから「今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました」と結んでいた。

 ほんこんは2人のやり取りについて「会社や学校の組織と一緒。校長先生が先生に言って、先生がクラスをまとめて、そして学級委員長がまとめて。その委員長が知事なんでしょ。せやから、知事が勝手にまとめて、先生にあげていっても“お前勝手に何してんねん”って、そりゃあ、ああやってなるがな」と学校を例えにコメント。

 政府に対して「せやから、上の人間がまず指針を出して“とりあえずあなたたちに権限を渡しますから”って(知事に)言ってあげないと。大阪モデルなんかかなり高いハードルだと思うけど、(政府が)目標を出してくれたらそこに向かっていくと思う」と持論を語った。

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2020年5月9日のニュース