中居正広 自粛生活で痛感 当事者意識を持てる仕組みづくりを「ゴミ収集のおじさんも…」

[ 2020年5月9日 09:53 ]

タレントの中居正広
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 タレントの中居正広(47)が8日深夜放送の日本テレビ「新・日本男児と中居」(金曜深夜0・30)に出演。外出自粛が続く中でも、家の外で仕事せざるを得ない人たちへの思いを語った。

 番組は「SHOWROOM」前田裕二社長(32)らをゲストに特別企画「新・日本リーダーズサロン」の後編を放送。中居を含め、すべてのメンバーがリモートで出演した。

 かつて番組に出演した人からリーダーたちへの質問として「経済対策108兆円で給付金10万円は少なくないか?」との質問が寄せられた。これについてトークをする中、同局の後呂有紗アナウンサー(26)から「もし総理大臣だったら?」と新型コロナウイルスの政府に対策について質問が飛んだ。

 中居は「僕はあまりね。ネットやニュースと情報源でしかないから」「医療現場はどうなってるのかわからない、相談所、保健所がどうなってるのかもわからない」と給付金など政府の対策について具体的に意見することはなかったものの、「(外出自粛中も家の外で働いている)ゴミ収集のおじさんもこの人たちいなかったら街歩けないなって。あの人たちは週に何回か来る、あの人たちも仕事したくないのよ。(でも)俺らがゴミ収集しないと、誰がすんだよ!ってことになっちゃう」と語った。

 さらに「(給付金や補償で)お金をまかなってもらえるから休もう!っていうふうにはならない人はいっぱいいると思う。だから、(仕事に)行かざるをえない人たちをリアルタイムの見せてくれないかなって」と提案。「そうじゃないと、僕らぐらいはいいでしょう、僕らカップルは若いからいいでしょうって、いくら呼びかけても刺さらないならば、こうやって、(新型コロナウイルス感染症に)かかっちゃうかもしれないけど、(仕事を)やらざるを得ない人たちをリアルタイムで見せてほしい。(外出自粛していない人が)俺なんかはこんなことしてる場合じゃない、こんな行動してる場合じゃないんだ!って(思えるように)伝えてほしいですね」と当事者意識を持てる仕組みを呼びかけた。

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2020年5月9日のニュース