たけし コロナ混乱にチクリ 温暖化引き合いに「地球規模で考えれば当然出てくるような話」

[ 2020年5月9日 22:24 ]

ビートたけし
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 タレントのビートたけし(73)が9日、TBS「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(後9・00)にリモート出演し、新型コロナウイルス感染拡大に対しさまざまな問題が起きていることについて「コロナだけに焦点を当てるべきではない」と持論を展開した。

 この日は吉村洋文大阪府知事(44)、黒岩祐治神奈川県知事(65)らがリモート出演し、コロナ禍での経済、医療などあらゆる問題を議論。たけしが各自治体の取り組みや対応を聞いたうえで「人に感染して、爆発的な死者が出ることで大変なんでしょ?それで言ったら自殺者やがんで亡くなる人が一日何百人といるわけだから、数でいったらパニックになるわけだよね。(コロナを)一つの病気として考えた方がいいと思う。ただうつす、うつさないだけで判断した方がいいと思うけどなあ」とコロナだけを注視すべきではないと述べた。

 安住紳一郎アナウンサー(46)は「あとはやっぱり未知のウイルスなので、全容が見えないのでどうしたらいいのかという混乱はあると思いますね」と世間の思いを代弁すると、たけしは「未知のウイルスで全容は見えないけれど、実際によく考えてみれば地球温暖化とか地球規模で考えれば当然出てくるような話だと俺は思うけどね」と取り組むべき問題はコロナ対策だけではないとチクリ。「コロナだけに焦点を当てるべきではなくて、焼け畑だとか、水の問題だとか、あらゆる問題を集約してコロナが代表するものとして出てきてるというのは間違いないと思うけどなあ」と話した。

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2020年5月9日のニュース