安藤政信「泥を塗らないように」初大河へ気合も「自分だけ動きがおかしかったら…」

[ 2020年2月19日 14:01 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」新キャスト発表会に出席した俳優の安藤政信
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の新キャストが19日、東京・渋谷の同局で発表され、俳優の安藤政信(44)がスタジオ取材会に出席した。安藤は大河ドラマ初出演。織田信長(染谷将太)に仕えた戦国大名・柴田勝家を演じる。

 冒頭から「僕自身、初出演ですし、大河ドラマを見たことがないっていうくらい、本当に知識がなくて…」と打ち明けて会場を笑いに包んだ安藤。大河ドラマの印象を「想像だけでも役者にとっての戦場でもあるし、成長の場所でもある」とした上で「まだ撮影に入ってないんですけど、所作とかも厳しいんだろうなと思ってた」と語った。

 17日に初めて所作をやってみたという安藤。「15分くらいで『大丈夫です。完璧です』って言われた」と合格をもらったと話すも「撮影が心配なんですよね。自分だけ動きがおかしかったら、どうしようって」と不安をのぞかせた。

 それでも最後は「泥を塗らないように、クランクアップまで向かいたい」と強く意気込んだ。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 この日は安藤のほか、新キャストとして、越前の戦国大名・朝倉義景役のユースケ・サンタマリア(48)、明智光安(西村まさ彦)の息子・明智秀満役の間宮祥太朗(26)、近衛前久役の本郷奏多(29)も登壇。ベンガル(68)真野響子(68)の出演も発表された。

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