杏「ゆっくり考えていきたい」決別か、やり直しか…根深いショックも子供たちの笑顔が支え

[ 2020年2月19日 05:30 ]

シンポジウムに出席し、笑顔で話す杏。左手の薬指に指輪は無かった(撮影・吉田 剛)
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 女優の杏(33)が18日、都内で行われた文化庁主催の「文化プログラム参加促進シンポジウム」に出席した。夫で俳優の東出昌大(32)の不倫が原因で別居して以来、初めての公の場。精神的なショックも心配される中で終始明るく振る舞い、降壇時には報道陣の問いかけに「お騒がせして申し訳ありません。今後のことはこれからゆっくり考えていきたい」と気丈に答えた。

 別居と離婚危機の渦中、これまで沈黙を守ってきた杏が、騒動に初めて言及した。「皆さまにご迷惑を掛け、お騒がせしてしまって申し訳ございません」と深々と頭を下げ「この場に関係ないことで恐縮ですが、今後のことにつきましてはゆっくりと考えていきたいと思います」と、夫婦関係について話した。

 さらに「小さい子供がおりますので、どうかそっとしておいていただければ」と母の顔を見せ「何か決まりましたら、自分の方からもご報告させていただきます」と、はっきりした口調で語った。

 この日は白のワンピースとアップの髪形で爽やかな印象。トークショーでは笑顔も見せるなど努めて明るく振る舞ったが、左手薬指に指輪はなかった。

 夫の東出と、女優唐田えりか(22)の“3年不倫”が報じられたのは先月22日。東出は18年の映画で共演した、当時未成年の唐田と親密な関係に。一度は連絡を絶つと杏に約束したのに隠れて交際を続けていたことが発覚。先月上旬に別居していたことも明らかになった。

 東出の所属事務所は事実をほぼ認め謝罪。不倫は杏が第3子を妊娠中に始まったとみられる上、16年にもうけた双子の育児も杏任せだったことも判明。東出と唐田に対してはネットなどで批判の声が広がった。

 杏は一部で精神的な落ち込みによる入院も報じられたが、関係者によると「入院せず、子育てに向き合い続けてきた」。月数回のTBS「世界遺産」のナレーション収録以外は育児に専念する日々。「ショックは根深いが子供たちの笑顔が心の支えになっているようだ」(関係者)

 一方で夫婦関係に解決の兆しはない。別の関係者によると、離婚についての話し合いは進んでいない。東出が主演を務めるテレビ朝日のドラマ「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」がクランクアップを迎える3月上旬以降に、協議の場を持つとみられる。

 杏の胸中は東出の裏切りと子供の間で揺れている。決別か、やり直しか。親しい知人は「杏の気持ちは現状半々なのでは」と話す。かつて「芸能界一のおしどり夫婦」と言われた2人の今後はどうなるのか。

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