八代英輝氏 “桜”巡るホテル対応に「お客との接し方に関してはニューオータニの方が自然」

[ 2020年2月19日 12:09 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が19日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。「桜を見る会」前日に開いた安倍晋三首相主催の支援者向け夕食会を巡る、過去に会場となったホテルニューオータニ、ANAインターコンチネンタルホテル東京の対応について言及した。

 野党は現在、首相が夕食会の明細書についてホテル側から受け取っていないとしてきた説明に齟齬が生じたと追及を強めている。夕食会は第2次安倍政権発足後の2013年から19年まで毎年開かれ、ホテルニューオータニで4回、ANAインターコンチネンタルホテル東京で3回開かれた。17日午前の衆院予算委員会で立憲民主党の辻元清美氏は、ANAに問い合わせたところ、パーティーや宴会の主催者に明細書を発行しないケースは「ございません」と書面で答えたと述べた。一方、ホテルニューオータニはこれまで「個別のお客様の情報についてはお答えできない」などとしている。

 八代氏は「ホテルのお客との接し方ということに関してはニューオータニの方が自然だなと。要するにお客さんとの契約内容の詳細についてお答えすることは通常差し控える、メールで問い合わせされたからってペラペラ答えるっていうのが、それが忖度をしない毅然とした態度なのかどうかっていうのは私はちょっと分かんないなっていうふうな思いなんですけど」と指摘。

 その上で、ここまで野党などに好意的なホテルはなかったとし、「ここまで言うんだったらホテル側に見積もりの控え、請求書の控え、それから領収書の控え、これ全部残ってるはずなんで、それを取り寄せてむしろ野党側から突きつけたらどうでしょうかね。安倍事務所側は“これはない”って言っているわけですから、“ある”って言ってる側が入手して突きつければいいだけの話じゃないでしょうかね」と持論を展開した。

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