10万人に1人の難病患う間瀬翔太、ヘルプマーク普及訴え 所持も「あまり効果は無かった気がした」

[ 2020年1月24日 15:48 ]

 俳優の間瀬翔太(33)が24日、自身のブログを更新。前日23日夜に救急搬送されたことを報告し、救急車を呼ぶ際に思うように声が出せず手間取ったことから、援助や配慮を必要とする人が携帯する「ヘルプマーク」の普及を訴えた。

 昨年12月に出演したTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)で10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患い苦しんだ心境を吐露した間瀬。1月23日午後9時ごろ、仕事のため乗車していた電車内でパニック障害の発作に襲われ、なんとか目的地まで着いたものの、駅で動けなくなってしまったという。

 そして、自ら救急車を呼ぼうとしたものの「『やばい、救急車呼びたいのに両手がグーのまま開かない!!』なら誰かに助けを求めよう!と思って声を出しました。『だ、だれか救きゅうし、、、。』やばい。パニックのせいで舌すらもちゃんと動かない。そして多分あと数分したら喋れなくなる」とさらにパニック状態に。その時、たまたま気づいた駅員が救急車を手配してくれたが、うまくしゃべることができないため意思の疎通がスムーズにいかなかったという。

 「ヘルプマークを持って、見える様になってたんだけど、あまり効果は無かった気がした。改めてヘルプマークを広めなきゃな!と思えた」と間瀬。内部障害や難病、妊娠初期など外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が携帯して周囲に知らせて援助を得やすくする「ヘルプマーク」の普及を訴えた。

 間瀬は昨年7月、突如襲った難病「脳動静脈奇形」の手術後の容姿の変貌ぶりがインターネット上で話題となったイケメン俳優。2004年にアイドルグループ「BLIZZARD(ブリザド)」のメーンボーカルとして芸能界デビューし、2006年のグループ解散後は俳優として活動を始め、映画にも出演。活躍のチャンスをつかんだ中、突然病に襲われた。

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