伊集院静氏、くも膜下出血で救急搬送 食事中に倒れ「予断を許さない状況」

[ 2020年1月24日 05:30 ]

伊集院静氏
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 「大人の流儀」シリーズなどで知られる人気作家の伊集院静さん(69)が21日夜にくも膜下出血で倒れ、病院に救急搬送されたことが23日、分かった。伊集院さんの事務所が発表した。22日に行われた手術は成功し経過は良好というが、依然として「予断を許さない状況」という。

 事務所によると、伊集院さんは投薬によって眠っている状態で、まだ本人と連絡が取れていない。

 関係者によると、伊集院さんは編集者と食事中に倒れた。「ホテルに泊まり執筆中だった。部屋で倒れていたら発見が遅れていたはずで、食事に出かけた時で不幸中の幸いだった」と話した。4時間に及ぶ手術を受け「2週間は集中治療室(ICU)で過ごすようだ」とした。

 伊集院さんの妻の西山博子(元女優・篠ひろ子)さん(71)は事務所を通じ「今までのように穏やかな執筆生活を取り戻せる日まで精いっぱい頑張ってまいります」とコメントした。新聞や週刊誌などに連載を数多く抱えており「書くことを断念せざるを得ないとしたら、こんなに悲しいことはありません」と不安な心情をつづった。売れっ子作家だけに、編集者からは容体を心配する声が上がっている。

 伊集院さんは山口県出身で、立教大文学部卒業後、広告代理店勤務を経てフリーのディレクターとなった。松任谷由実(66)や松田聖子(57)らのコンサート演出を手掛けたほか、伊達歩の名義で作詞家として近藤真彦(55)の「ギンギラギンにさりげなく」をヒットさせるなど活躍した。

 84年に結婚した夏目雅子さんを、翌85年9月に急性白血病のため27歳で亡くした後は作家活動に専念。博子さんとは直木賞受賞直後の92年(平4)8月に結婚。プレーボーイとして知られ、会見で「もう女たらしと言われないよう静かになりたい」と語って話題になった。

 ◆伊集院 静(いじゅういん・しずか)本名西山忠来(にしやま・ただき)。1950年(昭25)2月9日生まれ、山口県防府市出身の69歳。81年「皐月」で作家デビュー。91年「乳房」で吉川英治文学新人賞を受賞。代表作に「クレープ」「夕空晴れて」「海峡」「あづま橋(橋の雨)」「ツキコの月」など。2016年、紫綬褒章受章。75年に結婚した最初の妻との間に、女優で作家の西山繭子(42)をもうけた。

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