藤井聡太七段、畠山鎮八段との対局開始 竜王戦3組ランキング戦1回戦 史上初の4期連続V向け

[ 2020年1月24日 11:32 ]

大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった竜王戦3組ランキング戦1回戦で畠山鎮八段(右)と対戦している藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が24日、大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった竜王戦3組ランキング戦1回戦で畠山鎮八段(50)と対戦している。

 過去に参戦した3期では6組、5組、4組の各クラスで優勝。3期連続で本戦出場と昇級を果たしている。もしも今期も優勝し、4期連続優勝を果たせば史上初だが、3組には元王位で、順位戦でA級入りを決めた菅井竜也八段(27)を始め実力者が揃っており、険しい道のりだ。この日の対局に勝った方が、タイトル獲得通算5期の高橋道雄九段(59)と準々決勝であたることが決まっている。

 3組ランキング戦は優勝者のみが本戦に出場。準優勝者と昇級者決定戦を勝ち抜いた2人を加えた計4人が2組に昇級できる。本戦は1組から6組までの計11人で争われ、勝ち抜いた挑戦者が、豊島将之竜王(名人も保持=29)と例年10月から12月に行われる7番勝負でタイトルをかけて戦う。

 振り駒で藤井は後手に。戦型は藤井が得意とする角換わり腰掛け銀となった。持ち時間は各5時間で、本日夜の終局が見込まれる。

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