ABC岩本アナ、次はエベレスト挑戦?野口健氏の勧めに…

[ 2019年12月13日 05:00 ]

「おはよう朝日です」の特番収録に参加し、今年の漢字を「新」としたためた岩本計介アナウンサーと「暖」の正木明氏、(左から)井上公造氏、野口健氏、野口絵子さん
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 ABCテレビ「おはよう朝日です」(月~金曜前6・45)MCの岩本計介アナウンサー(43)がお天気キャスター正木明氏(58)らと今夏挑戦したアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂の未公開映像を編集した40周年記念特番「キリマンジャロに挑戦 ほぼノーカット版スペシャル」の収録が12日、大阪市内の同局であり、登山家の野口健氏(46)と長女の絵子(えこ)さん(15)、芸能リポーターの井上公造氏(62)が出演した。野口氏は25歳で7大陸最高峰登頂の世界最年少記録(当時)を達成し、この7月にもキリマンジャロ登頂を絵子さんと成功させた。

 番組からの一行6人中、標高5895メートルのウフルピークに到達したのは岩本アナ1人だけという過酷を極めたロケ。その模様は9月9日から4日連続放送され、最終日の12日は平均視聴率12・2%(関西地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。

 その直後から「特番にしてほしい」との要望が岩本アナ本人に届き、「その相談をする前から局内で特番化が決まっていた」と苦笑い。映像を見た野口氏は「シリーズにしたら面白い」と提言し、高所の厳しさや準備のあるべき姿を伝える重要性を強調。さらに「次はいつにします? エベレストなら4月から1カ月半開けといてもらえれば」と6000メートル級以上がそろうヒマラヤ山脈への再挑戦を訴えた。

 笑ってごまかす岩本アナ、「1年計画で行けるのであれば」とする正木氏に対して、井上氏が「“おはよう登山です”をやれば」と混ぜ返して報道陣を笑わせた。また番組側から今年の漢字を求められた岩本アナは「新」として「アナウンサーとしてより人生にとっても新しいステージが待っていた」と回想。「暖」とした正木氏は「現地のサポーターのあたたかさ、食事のあたたかさ、地球温暖化」と意図を説明した。

 番組では、野口氏が登山へ携行する「気分転換グッズ」として「とらやの羊羹(ようかん)」を挙げ、「上に行くと喉が渇くのでパサつくのはダメ。遠くへ行くと日本的なものがいい」とアドバイス。「(事前に)色々聞いとけば良かった」と岩本アナが残念がる場面もあった。特番は28日午前8時放送。

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2019年12月13日のニュース