関西大学野球リーグ

【近畿学生野球 4月4日開幕】大工大 「剛」と「柔」2人の投手がV導く

[ 2026年4月3日 07:30 ]

主戦投手として期待される大工大の宮路(右)と野口
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 近畿学生野球連盟(KBL)の春季1部リーグ戦は4日、大阪市の大阪シティ信金スタジアムで開幕する。1948年に創設され、国公立大、私立大合わせて18校で活動する連盟は「文武両道のリーグ」と呼ばれ、「フェアプレーの精神」を重んじる。3連覇中の奈良学園大に対し、5大学がストップをかけることができるか。各校の注目選手を中心に紹介し、展望した。

 1メートル87、91キロの恵まれた体格に秘めたポテンシャルを解き放つ。昨秋2位から頂点をつかむため先頭に立つのが大工大・宮路だ。

 「ラストシーズンになるので後悔はしたくない。もっと前に出てやらないといけない立場。冬場は自覚を持ってやってきた」

 1部復帰した2年秋からリーグ戦登板も、期待を裏切る投球が続いた。昨秋も開幕カードの神戸医療未来大2回戦に先発し2回2失点。続く奈良学園大2回戦も先発で1回2/3を5失点KO。以降、出番はなかった。

 「一番悔しかった。結果を出せずチームに申し訳ないし、自分的にもなんでこんなにできないんだ、と。全てに甘さが出ていた」
 体質改善に取り組みウエートトレも本格導入。体脂肪率を17%まで下げると同時に筋肉量がアップ。「出力が上がった」と最速145キロの直球の質の変化を感じ、自信を持ってリーグ戦に臨む。

 「剛」の宮路と主戦を担う3年生の野口は「柔」で勝負する。
 「ウエートトレをすると体が重く感じ中断すると球速が上がった。今はストレッチなど柔軟性に重点を置いてやっている」

 球速は140キロ前後だが、抜群の制球力、真っすぐと腕の振りが変わらない変化球を駆使。昨春にリーグ戦初登板で先発した阪南大2回戦では5回無失点で勝利投手と安定感が光る。

 「先輩が抜けてチャンス。“自分がエースだ”と思ってやっている」。昨秋8試合に先発した大江遼也と救援でカバーした山崎群が卒業。両投手が投げた77回2/3を両右腕が埋めた時、歓喜が訪れる。 (吉村 貢司)

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