元巨人ドラ1が明かした秋田移住と離婚 ハローワークで見つけた仕事は「いつ襲われるか分からない」

[ 2026年3月23日 16:34 ]

05年、巨人新入団発表会見に臨む新人10選手。(手前左から)福田聡志、辻内崇伸、栂野雅史、(中列左から)加登脇卓真、原監督、越智大祐、(後列左から)脇谷亮太、深田拓也、会田有志、梅田浩、山口鉄也
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 BS―TBSの「プロ野球 SECOND LIFE~新たな挑戦~」が22日午後7時から2時間特番で放送され、元巨人のドラフト1位左腕・辻内崇伸氏(38)の“現在”が明かされた。

 今回で18回目を迎えたBS民放5社による共同企画「BaSeballにはBSがいる。」の第二夜はプロ野球選手の引退後に着目したドキュメンタリーだった。

 そのなかの一人として取り上げられた辻内氏。奈良県出身で、大阪桐蔭時代には国内左腕最速156キロの剛速球を武器に1試合19奪三振を記録するなど甲子園のスターとなり、2005年高校生ドラフト1巡目で巨人に入団した。甲子園では田中将大(駒大苫小牧、現巨人)から本塁打も放つなど投打で活躍。まさに鳴り物入りの入団だった。

 だが、肩や肘など相次ぐ故障に見舞われる。結局、在籍8年間で1軍登板なし。2013年に戦力外通告を受けて現役を引退した。その後は指導者として女子野球の発展に尽力していたが…。

 「戦力外を受けた時は本当に野球から離れようと思ってましたし。野球が嫌になってたっていうか。仕事しないと(家族を)支えていけないわけですし、ハローワーク行って自分で探してって感じです」

 実は2019年に妻の実家がある秋田に移住して「ALSOK秋田」に入社。現在は警備員として主に現金輸送を担当しているという。

 現役時代の身長と体重は185センチ、88キロ。野球で鍛え上げた体に警備員の制服がよく似合う。一日で25件程度の現金輸送を担当するというが、「いつ襲われるか分からないんで、その辺を警戒して緊張感持って仕事してます」と胸を張った。

 引退からすでに13年。23歳の同僚は辻内氏のことを知っていたかという番組スタッフの質問に「僕は分からなかったですね」と苦笑いを浮かべたが、年下の先輩らと仲良く談笑する場面もあった。

 秋田移住のきっかけとなった妻とは昨年離婚した。現在の食事は「ほとんど外食というか。コンビニで買ったりとか」という。「(以前は)帰ったらご飯ありましたし…。でも半年以上たってるし、一人の生活も慣れてきましたけど」と語るが、それでも秋田に残っているのは同僚ら周囲の人々が「特別扱いしないのが良かった。そっちのほうが楽ですし。もうプロ野球選手でもないですし」。

 3年前には会社が野球部を設立。「楽しい野球をもう一回やってみたいなって。野球部つくってもらったんで。途中で放棄したくないですし。最後まで全うして会社に恩返ししていけたらなって思います」と話していた。

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