関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】リーグ3連覇へ、和歌山大の誇る「三本の矢」は強固さを増した

[ 2024年8月30日 10:00 ]

リーグ戦3連覇を誓う(左から)和歌山大の近藤、田中輝、島

 創部100周年を締めくくる秋。リーグ戦3連覇に向け、和歌山大の“三本の矢”は、より強固さを増した。

 1年秋の初登板完封から投げ続け今春は7試合登板で無傷5勝、防御率1.32。MVPに輝いたエース左腕の島は勝ちにこだわる。

 「目標は全国(大会)に帰ること。勝ち続ける投手になる」

 明治神宮大会出場を逃した昨秋、新チーム最初の試合で先発し、まさかの大敗。同僚と本音で意見をぶつけ合い、“溝”を埋めた。「仲間を信頼して打たせて取る投球ができた」ことがキャリアハイの成績につながった。

 島と同学年の左腕・近藤は主に先発2戦目を託され3勝1敗、防御率0.70。大阪公立大2回戦では島を救援し優勝投手となった。

 「島を助けられた。任せっぱなしだったので、ちょっとは(借りを)返せたかな」

 3年春に初登板で完封勝利したが、腰痛に見舞われるなど不運続きで「楽しかった」と完走した今春を振り返る。秋に向け「春の僕を対策されても打たれないと思う」とさらなる成長を確信し、揺るぎない自信を見せる。

 MAX146キロの3年生右腕・田中輝も、開幕カードの神戸医療未来大3回戦で価値ある1失点完投勝利などフル回転。大学選手権1回戦・広島経済大戦では先発した島を救援し、5回2/3を無失点で逆転勝ちに導いた。

 入学時から期待されるも結果に恵まれず。「何かを変えないと」と本格的に導入したウエートトレが球速アップなど相乗効果を生んだ。「自分の役割を果たすだけ」。春に続き10勝トリオを形成する。 (吉村 貢司)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

バックナンバー

もっと見る