関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】大工大 自身初の1部マウンドへ腕ぶす塚原「正面からぶつかるだけ」

[ 2024年8月30日 10:03 ]

自身初の1部リーグ戦に向け意気込む大工大の塚原

 19年秋以来、自身初の1部リーグ戦登板に向け大工大の主戦左腕・塚原は「楽しみ」と表現し、持てる力を出し切る覚悟を示した。

 「(他校は)僕のことはほとんど知らないはず。怖さもない。正面からぶつかるだけ」

 試練を乗り越えてきた。1年秋の大阪ガスとの練習試合で2本塁打を被弾など2/3回で7失点ノックアウト。「順調にきていた中で(鼻を)折られた。技術だけじゃなく体も大事だと痛感した」。本格的なウエートトレ導入のきっかけとなった。

 2年春にリーグ戦初登板を果たし、さらなる飛躍を期待された同秋は登板できず。8月中旬の練習で左指を骨折。ただ一人、暑さが残る中で冬の強化メニューをスタートした。ひたすらに走り込みの毎日。「次の春は1戦目に投げる、強い思いを持ってやった」

 言葉通り、今春は大阪大谷大との開幕戦から救援1試合を含め5試合に登板し3勝0敗、防御率0.47。神戸大との優勝決定戦、大阪公立大との入れ替え戦でも力投し、1部復帰の原動力となった。

 一方で体力面に不安を感じたことから夏場もウエートトレなどで筋肉量を増やし体重は4キロ増の77キロ。最速139キロだが「数字じゃない部分の成長を感じている」と真っすぐの強化に自信を深めた。加えて6月下旬の関西オールスター5リーグ対抗戦では今春に1部昇格した神戸医療未来大の主戦投手・鈴木連と初めて話し、成長につながる刺激も得るなど準備にぬかりない。

 「状態を上げれば、もっといいパフォーマンスができる」
 伸びしろしかない3年生が勢力図を塗り替える。 (吉村 貢司)

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