関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】得点力アップは阪南大・山城の成長なくして実現できない「どんどん盗塁も…」

[ 2024年8月30日 10:02 ]

阪南大のキーマン、山城奏太朗

 阪南大は春季リーグ戦4勝6敗の5位からの巻き返しを誓い、攻撃的な野球で今リーグ戦に挑む。

 垣下真吾監督は「守備はかなり安定してきましたが、経験不足の選手が多かったことが春の結果に表れたと思っています。打てなかったことで野球が小さくなってしまったというか、アグレッシブな攻撃だとか走塁ができなかったですね」とリーグ5位に終わった17得点の攻撃力を反省。秋は、エンドランや盗塁を積極的に駆使し、機動力野球を実践する構想を練っている。

 得点力アップのキーマンは山城だ。今春はレギュラー中堅手に起用されたが、「全然ダメでした。リーグ戦前の練習試合では調子が良かったのですが、本番では力が入りすぎて打てませんでした。余裕もなかった」と、ヒット3本の打率.111に終わった。四球も3つしか選べず、出塁率.188。チーム一の俊足で、期待されていたはずの盗塁がゼロだったのも、無理はなかった。結果を欲しがったあまり、打球を打ち上げてしまったのが不振の原因だった。

 だから秋の課題は、何より出塁率の向上。「四球を選べるようになれば、相手投手の球数を増やすことにもつながる。出塁したら、どんどん盗塁も狙っていきたいです」。自身の成績アップはもちろん、チームの一員として一丸で相手投手を攻略していくよう、意識をチェンジしていく。30メートル走3秒9の武器を持っているだけに、出塁するだけで、相手バッテリーを警戒させる特長は大きなアドバンテージとなるなずだ。 (田中 貴久)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

バックナンバー

もっと見る