巨人グリフィン 来日2安打目が三塁打 東京ドームのスタンドどよめく 巨人投手の三塁打は3年ぶり

[ 2023年5月13日 15:54 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年5月13日    東京D )

<巨・広>6回、美技を見せた門脇(右)はグリフィン(中)と喜び合う (撮影・西川祐介)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)が来日4勝目を懸けて広島戦(東京D)に先発登板。来日2安打目にして初長打となる三塁打を放ってスタンドのどよめきを誘った。

 2―0で迎えた5回だった。先頭打者として入った第2打席だ。右肘の手術明けで今季初勝利を目指す相手先発右腕・森下がカウント1―1から投じた3球目、真ん中付近にきた143キロ直球を叩くと、打球は大飛球となって右中間へ。必死に追いかける広島右翼手・野間の頭上を越え、スタンドからどよめきが起きている間にグリフィンは三塁まで到達した。

 巨人投手が三塁打を打つのは2020年10月14日の広島戦(東京D)で当時プロ2年目だった高橋優貴が相手先発右腕・遠藤から右中間三塁打して以来3シーズンぶり。その時は15年8月6日のヤクルト戦(神宮)で菅野智之が右中間へ放って以来5シーズンぶりだった。

 グリフィンの三塁打で無死三塁。絶好の追加点チャンスを迎えた巨人だったが、吉川の内野安打、続く丸の遊ゴロ併殺打でも本塁生還はできず。坂本が四球でつないだが、岡本和が空振り三振に終わってこの回は無得点に終わった。

 なお、グリフィンは直前の5回までに5連続を含む9三振を奪い、2安打無失点の好投。自ら三塁打を放つも無得点に終わった直後の6回には秋山に適時打を打たれて1点失い、1点差とされている。

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