立命館宇治 高校37発北川がキラリ2安打3打点「初球からいこうと」乙訓下して決勝進出

[ 2023年5月13日 21:06 ]

高校野球京都府春季大会準決勝   立命館宇治6―5乙訓 ( 2023年5月13日    わかさスタジアム京都 )

 <立命館宇治・乙訓> 先制2点適時打を放った立命館宇治・北川陸翔 (撮影・松本航亮)
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 立命館宇治は、初回に一挙5点の速攻を決めるなど乙訓を6―5で下し、決勝に進出した。

 高校通算37本を誇る左の強打者で「3番・投手」で先発出場した北川陸翔(3年)が口火を切った。初回無死一、二塁で初球の直球を捉え、右中間へ先制の2点二塁打を放った。「四球のあとだったので、甘い球が来たら初球からいこうと思っていました」。5―0の4回無死一塁では中越えの適時二塁打。5打数2安打3打点と躍動した。

 投手としての鬱憤(うっぷん)もバットに込めた。先発を任されるも、5―0の2回2死無走者から2者連続四球を与えたところで降板。「高めに浮いた球を修正できなかった」。今大会は打撃不振にも苦しんでいただけに、里井祥吾監督は「今大会は彼(北川)自身、歯がゆい思いをしていたはず。結果が出て良かった」と称えた。

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