阪神・富田　鳴尾浜で4年ぶり有観客の中「走者が出ると慎重になった」プロ初先発は4回2失点　

ウエスタン・リーグ   阪神4―2ソフトバンク （ 2023年5月12日    鳴尾浜 ）

＜ウエスタン　神・ソ＞先発の富田は4回2失点（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　12日のウエスタン・リーグ、阪神―ソフトバンクは鳴尾浜球場では4年ぶりの有観客（無料）で開催され、400枚用意した整理券がすべて配布された。阪神ドラフト6位・富田はプロ初先発を4回2失点で終え、「テンポよく投げるのが目標だったが、走者が出ると慎重になった」と振り返った。

　初回1死二塁から連続適時打を浴びるなど3回以外は毎回走者を背負った一方、1軍では使用頻度の少なかったチェンジアップを多投。3回2死では初回に痛打されたリチャードを4球連続チェンジアップで三振に仕留めるなど収穫もあった。

　開幕1軍入りし、7試合1勝、防御率3・38。今後の先発抜てきに備えるため7日に登録を外れた。73球はプロ最多で、「先発でやっていけるように。体力面は投げ込みをしてつくっていきたい」と決意を新たにした。