日本ハム加藤貴　「マダックス」はならずも102球完封で2勝目　ロッテ打線に二塁すら踏ませず

パ・リーグ   日本ハム5―0ロッテ （ 2023年5月13日    エスコンF ）

＜日・ロ＞投打のヒーローの加藤貴と江越（右）（撮影・高橋　茂夫）
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　「マダックス」の達成には3球多かったが、それでも文句のつけようのない快投だった。

　日本ハム先発・加藤貴は102球を投げてロッテ打線を散発4安打。多彩な球種で面白いように打たせて取り、二塁すら踏ませなかった。

　首脳陣には交代を促されたが、「ふがいない投球が続いていた。ブルペンに迷惑をかけているというのもあった」と志願して続投。今季初完封で2勝目を挙げた。

　100球以内での完封勝利が「マダックス」。加藤貴は昨年4月19日の楽天戦で達成。その際はわずか90球での完封劇だった。
　新庄監督がデザインした斬新なユニホームは、普段はない大きな襟が特徴。左腕は2日前に着用して投球練習したといい「初めての感覚だったが、徐々に慣れていった。本当にやっておいて良かった」と話した。