阪神・岡田監督 判定に不満「あれ、ストライクか?クソボールやろ」正確なジャッジ求める

[ 2023年5月3日 07:00 ]

セ・リーグ   阪神1-3中日 ( 2023年5月2日    甲子園 )

9回 1死二塁 見逃し三振に倒れた小野寺(左は岡田監督 中央は今岡コーチ)(撮影・成瀬 徹)
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 阪神・岡田監督が敗戦後、ヒートアップした。広めに感じたこの日のストライクゾーンが気に入らなかった。「モニターとか見とった?」と報道陣に切り出すと、「あれ、ストライクか?クソボールやろ」などと腹にたまっていたものを、数分間にわたって吐き出した。

 両チーム合わせて3度、リクエストで判定が覆った。これも神経を逆なでした。「3回(判定が)違うっていうのもな。リクエスト制度はあるけど、それでええんか、はっきり言うてな」。正確なジャッジを求めた。

 中日戦は今季4試合でわずか5得点。セで唯一負け越しているのが最下位のチームという現状も、いら立ちに拍車をかけたか。「なんかちょっと後味悪いよな」と、ふに落ちない表情のまま去った。

 毒ガスをまき散らしたとはいえ、阪神ばかりが不利な判定を受けたわけではなかった。143試合あれば、こういう日も当然ある。「そら切り替えるしかないやろ。もう戻ってけえへんから、ボールは」。気持ちを落ち着かせる一番の薬は、勝利しかない。 (倉世古 洋平)

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