巨人・原監督 劇的大逆転勝利にも「まだまだ脇が甘いジャイアンツ…しっかり脇も顎も締めながらね」

[ 2023年5月3日 22:15 ]

セ・リーグ   巨人8―7ヤクルト ( 2023年5月3日    東京D )

<巨・ヤ>8回、逆転3ランを放ち目が飛び出しそうな原監督(左)とハイタッチするブリンソン(撮影・藤山 由理)
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 巨人が8番ブリンソンのこの日4安打目となる劇的な逆転4号3ランで連敗を止めた。

 さすがの原辰徳監督(64)も興奮を隠せなかった。苦しい展開が続き、8回には再び2点差にリードを広げられる嫌なムードの中で飛び出したブリンソンの4安打、2発目の逆転4号3ラン。「なんか、この前の勝利もそういう感じの勝利だったですね」。ブリンソンを出迎える場面では目が飛び出るほどの笑顔で殊勲の8番を出迎えた。

 原監督との一問一答は以下の通り。

 ――ブリンソンの8回の3ラン。

 「なんか、この前の勝利もそういう感じの勝利だったですね。もうちょっと脇の空かない、もうちょっと顎を締めながらね、戦いも攻撃も守りも含めてね。そういう野球をしないといけないなと。まあ、今日は劇的なね、3ラン含めて勝つことができましたけど、まだまだピリッとしたゲームをしないといけないと。逆に勝つことができたのでね、ストレートに反省して明日につなげると、そういうふうに思っています」 

 ――岡本和の一発。

 「かなりのビハインドの状態でね。あのホームランももちろん大きかったし…ただ、野球というのはホームベースを1点上回ることが非常に大事なことでね。追撃という点においてはね、良かったと思います」

 ――リリーフ陣について。

 「野球というのは先発ピッチャーがいかに大切か。特にプロ野球の場合はね。それを改めて感じました。その中でリリーフ陣もね、役割をしっかり持って、逆風が吹いている中でのリリーフは大変なんですけど、よく頑張ってくれたと思いますね」

 ――坂本が史上初となる東京D通算1000安打。

 「いやいや、歴代最高になるわけですよね。見事ですね。見事ですけど、まだまだ彼は過去を振り返るのは早いし、前を見ながら今日より明日とやってもらいたいなと思いますね」

 ――明日に向けて。

 「さっきも言ったように、まだまだ脇が甘いジャイアンツという点においてはね、しっかり脇も顎も締めながらね、戦っていきたいと思います」

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