落合博満氏「そんな生易しい世界ではない！」夢を諦めきれない大学生に送った“重い言葉”

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が3日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。新企画の「オレ流質問箱」第1弾として野球の話から人生相談までNGなしで寄せられた質問に答えた。

　YouTubeの登録者やファンから寄せられた質問に“基本的に”NGなしで答えていく新企画。届いた質問の中には人生相談もあった。

　「この春から大学生になりますが、漫画家の夢を諦めきれません。進学せず創作活動に専念すべきでしょうか？」

　落合氏は真剣な表情で「これに関しては自分の将来的なことを考えて、自分の中に才能があると思って創作活動をするんだろうと思いますけども…そんな生易しい世界ではない！っていうことだけは頭の中に置いといて、自分が後悔しないような選択をするっていうのがベストなんだろうと思います」とアドバイスを送った。

　プロ野球の世界で結果を出し続けたレジェンドの「そんな生易しい世界ではない！」。夢を追う若者の気持ちに理解を示しつつも、プロ野球や漫画の世界に限らず、その道を極める大変さを誰よりも知っている落合氏だからこその“重い言葉”だった。

　締めの言葉として「死ぬ時になって“あの時にこうすればよかった 、ああすればよかった”っていうことのないように十分、今の状況を判断して答えを出してください」と画面を通して柔らかな笑顔を浮かべてエールを送った。