阪神・小野寺、昇格即「6番・右翼」で攻守に存在感 今季初安打&飛球好捕に「やってきたことは出せた」

[ 2023年5月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1-3中日 ( 2023年5月2日    甲子園 )

9回、木下の打球を好捕する小野寺(撮影・岸 良祐)
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 最後まで集中力を切らさなかった。9回1死から中日・木下の打球を前進、また前進の阪神の右翼手・小野寺がスライディングキャッチ。2軍からの昇格即スタメンで、攻守に存在感を発揮した。

 「ヒットも打てて、ファームでやってきたことは出せたと思う。守備は得意なので投手を助けられるように、打撃でも勝負できるようにやっていきたい」

 ウエスタン・リーグで打率.319、11打点と躍動し、チームの懸案「6番・右翼」として、2試合無安打で5三振の井上に代わって出場。7回1死からは福谷降板への流れをつくる右前打も放った。背番号が97から60に変わっての初安打。「ずっとコロナだったんで、初めてこんな声援を受けた」と甲子園の力も感じた。「今年こそは、という気持ちはある」と勝利への貢献を小野寺は誓った。(鈴木 光)

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