中日が悪夢の逆転サヨナラ負け 6点差からの逆転負けは19年6月16日ロッテ戦以来4年ぶり

[ 2023年5月3日 19:32 ]

セ・リーグ   中日7ー8阪神 ( 2023年5月3日    甲子園 )

<神・中>9回無死満塁、サヨナラ打を浴び、肩を落として引き揚げるマルティネス(撮影・北條 貴史)
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 中日は6点リードを引っくり返され、悪夢の逆転サヨナラ負け。6点差からの逆転負けは19年6月16日ロッテ戦以来4年ぶり。

 2回に涌井の10年5月15日の横浜戦以来13年ぶりとなる適時打などで一挙6得点したが、その涌井が直後の2回に2失点するなど5回4失点。6―4の6回に救援した砂田が先頭・木浪にストレートの四球を与え1死も奪えず降板し、3番手・勝野も2四球などで1死満塁を招き大山に同点2点打された。

 6―6の9回2死二塁で、木下が中前適時打を放ち再びリードを奪ったが、その直後、守備の乱れが敗戦に直結した。守護神マルティネスが先頭・大山に二塁打を許すと、続く佐藤輝のゴロを二塁・福永が後逸し、二塁走者の生還を許し再び同点。その後無死満塁とされ、木浪にサヨナラ打を浴びた。

 立浪監督は「いい形で先制できたが、ジリジリと追い上げられ、その間に点を取れなかったことで結果的に追いつかれた。ミスもたくさん出ましたし。ライデル(マルティネス)まで、という形はできたのですが、ここまで頑張ってくれている投手ですし、(守備で)足を引っ張ってしまった」と唇をかんだ。

 涌井は10年5月27日以来13年ぶりとなる甲子園勝利を逃した。試合後、「こういう試合展開になったのは、6点を取った後の先頭の四球、あそこでゲームの流れをしっかり、こっちのリズムにしないといけなかった」と責任を背負った。

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