阪神・伊藤将　横浜高の尊敬する先輩、中日・柳と念願の投げ合いへ「やっと対戦できるんだなと」

　＜神・中＞　笑顔で調整する伊藤将（撮影・大森　　寛明）
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　4日の中日戦（甲子園）に先発する阪神・伊藤将は、横浜高の2学年先輩にあたる中日・柳との初の投げ合いを「やっと柳さんと対戦できるんだなと。高校の時の先輩で、その時はやっぱり神様というか、すごい人だった。人間性もすごくいい人で、尊敬している先輩」と心待ちにした。

　横浜高入学前からテレビで見ていた存在で、大学時代の侍ジャパンでも同僚だった。プロでも21年に最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた先輩の背中を、追いかけ続けている。

　「やっぱり先輩で、こうやって年代も近くで見させてもらった。そこを目指して自分もやっていけたら」

　今季は左肩の違和感で開幕に間に合わずも、初登板となった前回27日巨人戦で完封勝利。甲子園では新人だった21年から11連勝を継続する聖地に愛された左腕は、「今甲子園で連勝続いているんで、子どもたちにいい投球をみせられたらいい」と、ゴールデンウィークで大入りが予想される球場での快投を誓った。