滝川二 プロ注目149キロ右腕・坂井が県大会初登板で2回1失点「投げたくてウズウズ」4強進出に貢献

[ 2023年5月3日 13:58 ]

高校野球兵庫県春季大会   滝川二2―1神戸弘陵 ( 2023年5月3日    明石トーカロ )

<滝川二・神戸弘陵>試合を締めてハイタッチする坂井陽翔(右)(撮影・河合 洋介)
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 今秋ドラフト上位候補に挙がる最速149キロ右腕の滝川二・坂井陽翔(3年)が2番手として登板し、2回4安打1失点で県大会初登板を終えた。

 「1点取られたのは詰めの甘さ。自分の力を出し切れなかった部分は準決勝、決勝で修正していきたいです」
 
「4番・右翼」として先発出場し、2―0の8回から登板した。先頭からの連打と犠打で1死二、三塁を招くと、2死後に左前適時打を献上。それでも、追加点を与えずにリードを守り切った。

 2番手以降の投手を育成させるチーム方針により、今回が県大会初登板だった。「投げたくてウズウズしていた。その気持ちを抑えきれなかった」。登板直後は力みが目立ったものの、次第に落ち着きを取り戻し、チームを4強進出に導いた。

 ◇坂井 陽翔(さかい・はると)2005年(平17)4月5日生まれ、兵庫県加古川市出身の17歳。氷丘南小2年から野球を始め、氷丘中では播磨ボーイズで外野手。滝川二入学後に投手転向。1年夏から背番号20でベンチ入りし、同秋からエース。最速149キロ。1メートル86、80キロ。右投げ右打ち。

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