侍・今永昇太 メジャートップ級2678回転の極上直球で「世界」デビュー

[ 2023年3月10日 22:13 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

WBC1次R<日本・韓国>韓国打線を封じる今永 (撮影・白鳥 佳樹)
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 4回から登板した今永が3回1失点で「第2先発」の仕事を完ぺきにこなした。

 立ち上がりから最速154キロを記録して三者凡退。5回は2安打を許したがヌートバーの美技にも助けられて無得点に切り抜けた。

 6回は1死からパク・コンウに右越えソロを浴びたが、カンベクホはカットボールで空振り三振。ヤン・ウィジはチェンジアップで三ゴロに仕留めた。

 データサイト「サバント」によれば、今永のフォーシームは平均148・8キロ。最速はダルビッシュを上回る154・8キロをマークした。

 回転数(rpm)は平均2561を記録。これは昨季メジャーの左腕でトップだったマーリンズのタナー・スコットを上回り、メジャーリーグでも1位に躍り出る。

 フォーシームの回転数は最高で2678を記録するなどメジャートップ級の数値で、超一級の投手であることを証明していた。

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2023年3月10日のニュース