慶応・清原ジュニア センバツ初戦は昨夏Vの仙台育英と対戦決定 聖地デビューへ 組み合わせ抽選会

[ 2023年3月10日 09:36 ]

慶応・清原
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 第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が9日、4年ぶりに対面で行われた。

 5年ぶり10度目の出場の慶応(神奈川)は初戦で昨夏、東北勢初の甲子園優勝を果たした仙台育英(宮城)との対戦が決まった。

 西武、巨人などで活躍した清原和博氏の次男・勝児内野手(1年)が、聖地デビューを飾る。父はPL学園(大阪)で甲子園最多の通算13本塁打。史上3組目の甲子園親子本塁打を目指す。 

 勝児は高校通算8本塁打も、勝負強さは父親譲り。昨秋の神奈川県大会3回戦での公式戦1号は満塁弾。秋季大会は7、8番など下位打線だったが打率・400、2本塁打、14打点と存在感を発揮。冬のトレーニングを重ね、一回り大きくなって立つ甲子園では磨きをかけた打撃を披露する。

 単位不足で入学2年目の1年生。規定ではプレーは今夏までとなり最後の選抜となるだけに「一打席一打席が勝負。全力で全てやりたい」。父が夏の頂点に立ってから38年、甲子園に再び「清原」が戻ってくる。

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