侍打線爆発で怒とうの逆転連勝!韓国13―4撃破で11日にも準々決勝進出 凄すぎ5打者連続打点の夢打線

[ 2023年3月10日 23:11 ]

WBC1次ラウンドB組   日本13-4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

WBC1次R<日本・韓国>5回、ソロ本塁打の近藤を迎える大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組が10日、東京ドームで行われ、日本は宿敵・韓国に逆転勝ち。これでWBCでの対戦成績を5勝4敗とした。

 先発のダルビッシュが3回にヤン・ウィジの先制2ランなど3点を失う予想外の展開だったが、打線がカバーした。3回にヌートバー、近藤の連続適時打で韓国の先発左腕キム・グァンヒョンを降板においやると、吉田正の2点適時打でついに逆転に成功した。さらに5回には近藤が、韓国・2番手のウォン・テインが投じたチェンジアップを完璧に捉えて追撃ソロ弾。この回、吉田正にも犠飛が生まれて3点差とした。

 好守もチームを支えた。4─3で迎えた5回1死一塁の守備。キム・ハソンの遊撃後方の浅いフライに対し、ヌートバーが頭から飛び込むダイビングキャッチ。抜けていれば同点のピンチを迎える中、ビッグプレーでチームを救った。

 日本2番手の今永は6回にパク・コンウにソロ弾を許すが、3回を1失点と好投。すると再び打線が爆発する。近藤の押し出し四球を皮切りに、大谷の適時打、村上の犠飛、吉田、岡本の連続適時打と、5打者連続打点で一気に5点を追加。リードを広げた。

 7回にも2点を追加して13-4。あと1点奪えばコールドとなる圧勝劇で、7回以降は宇田川、松井、高橋宏と万全のリリーフ。韓国の戦意をくじいた。

 これで日本の準々決勝進出へ大前進。11日に中国がオーストラリアに勝ち、日本がチェコを破れば、B組一番乗りで準々決勝進出が決まる。

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