侍・戸郷は「早くマウンド立ちたい」が、50球ルールで次戦登板は15日の準々決勝以降

[ 2023年3月10日 04:00 ]

WBC1次ラウンドB組   日本8-1中国 ( 2023年3月9日    東京D )

WBC1次R<日本・中国>8回、戸郷(左)は吉井コーチからねぎらわれる (撮影・西川祐介)
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 侍の2番手で戸郷翔征投手(22)が登板。先頭から2者連続空振り三振を奪うと、本拠・東京ドームのマウンドで「流れに乗れた」と、3人目カン・エイコウは136キロのフォークで3者連続の空振り三振を奪った。

 「いい雰囲気でファンの方々も盛り上がってくれたので、僕も盛り上がれた」

 2イニング目も先頭打者から4者連続となる空振り三振を奪い、次打者は左飛。ところが「いいところに行ったが(相手の)読みがよかった」と2死からリョウ・バイに直球を左翼席に運ばれた。

 3イニング目は元ソフトバンクの真砂に左線二塁打を浴びるなど2死一、二塁のピンチ。球数も50球に迫り、吉井投手コーチがマウンドへ。「あと1人だから頑張れ」と声をかけられ、「気持ちが楽になった」と最後は136キロのフォークで7個目の三振を奪った。

 試合後、戸郷は「久しぶりの東京ドームで三振取ったときの歓声が耳に残っている。速くマウンドに立ちたい」と話したが、この日は3回2安打1失点で、52球を要した。

 WBCルールで1試合50球を超えた投手は中4日空ける必要があり、戸郷の次回登板は15日の準々決勝(東京ドーム)以降となる。

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2023年3月10日のニュース