稲葉篤紀氏 吉田正尚の勝ち越し打に称賛「さすが!」、井端弘和氏も「ボールが見えている」

[ 2023年3月10日 20:38 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

稲葉篤紀GMと井端弘和氏(左)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は10日、1次ラウンドB組・第2戦の韓国戦に臨んだ。この試合を生配信したアマゾンプライムビデオに2019年のプレミア12、21年の東京五輪で日本を世界一に導いた日本ハムの稲葉篤紀GM(50)と元侍ジャパンの井端弘和氏(47)が解説としてゲスト出演。3回に勝ち越し打を放った吉田正尚について言及した。

 3点差を追う3回だった。ヌートバーの適時打、近藤の中堅越えとなる適時二塁打で1点差に追い上げると、吉田の一撃が生まれた。先発のキム・グァンヒョンから2番手の右腕ウォン・テインに継投した韓国。大谷は申告敬遠。村上は遊飛に倒れたが、吉田がいた。1死満塁から外角のチェンジアップを中前に運ぶ、逆転の2点適時打。一塁ベースで両手を上げて歓喜した。

 井端氏は「素晴らしい。2球目のチェンジアップを簡単に見送っていたのでボールが見えていると思いますし、第1打席にヒットが出ていたのも大きかったと思います」と話した。稲葉氏は「さすがですね。チェンジアップを逆らわずにセンターへはじき返して冷静でしたね」と相手投手の得意球種であるチェンジアップをとらえた事を称えた。

続きを表示

2023年3月10日のニュース